日本の教育に一石投じるブログ

高校教員に転職した元サラリーマンが学校教育に一言申したく候。

6時間目 親の英才教育を子供はどう思っているのか?

今日テレビで「世の中のいろんなパンドラの箱を開けてみよう」って番組がやってて

その中で、親の英才教育に対して小学生の子供はどう思っているのか、本音を聞き出してみようという中々突っ込んだことをやっていました。

 

学校から帰れば友達と遊ぶまもなく夜までひたすら練習。

親に言われてやることがほとんどだ、という子供たち。サッカーにポールダンスに卓球に。

 

そんな子供たちに最後「将来の夢は何ですか?」って聞くんだが

みんな口をそろえて「世界一になりたい」「FCバルセロナに入りたい」「オリンピックで金メダルを取りたい」と言う。

 

思うんだけど、小さいころから同じスポーツをやり続ける小学生の子供たちに対して将来の夢を聞いたとしても、それしかやってないんだからそう答えるしかないよね

 

一方子供の答えを別室にいる親は「安心しました」って顔で聞いてるんだけど、いやいや先のことはわからんよと。

 

まぁ子供に小さいころから一番を目指させるってのはあらゆる面で素晴らしいことであるのは間違いない。

きっとテレビに出てる親御さんだって、画面の外で計り知れないコミュニケーションをとっていることだと思う。

ただあの部分だけ見て真似をする大人がいたとすればまた危険だな~と思いました。

 

僕も子供にこれからやらせたいことはあります。

ただ子供とて一人の人間として接することをいつも意識したいです。大人の心構えとして。

 

声なき声を拾えるように、やりたいと言い出したことはやらせてあげられるように・・・。